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副鼻腔真菌症

あまり聞きなれない病名かもしれませんが、副鼻腔真菌症(ふくびくうしんきんしょう)を簡単に説明すると、副鼻腔に真菌(カビ)が入り炎症を引き起こす病気です。

 

現れる症状としては、頬が腫れて痛んだり、膿性の鼻水や粘性の鼻汁が出てきます。

 

鼻水は悪臭を放ち、出血を伴うこともあります。

 

また、さらに悪化した場合、意識障害や視力の低下など、様々な重い症状になる恐れも存在します。

 

全体的に副鼻腔炎と似た症状ではありますが、糖尿病や腫瘍など、基礎疾患を持つ人の方が、より副鼻腔真菌症にかかりやすくなります。

 

抗菌薬やステロイド類は、免疫抑制薬と呼ばれていますが、これらを頻繁に使用してしまうと、副鼻腔真菌症を誘因してしまうのです。

 

治療方法

 

 

副鼻腔真菌症にかかった場合、
まずは鼻の中を洗浄して真菌(カビ)を取り除くことが大切です。

 

耳鼻咽喉科を受診し上記治療を行えば、
副鼻腔真菌症にかかったほとんどの患者は治ります。

 

しかし、副鼻腔真菌症にかかったにも関わらず、長い間何もせずそのまま放置すると、
症状が悪化してしまい、稀に鼻内洗浄では完治しないケースがあります。

 

このような場合は手術が必要となり、「鼻内副鼻腔手術」と呼ばれる
副鼻腔の真菌塊を取り除く手術を行うことになります。

 

内視鏡下で副鼻腔の真菌塊を手術で取り除き、鼻の粘膜を清掃する手術です。

 

鼻内副鼻腔手術では、抗真菌薬の投与は一般的には行いませんが、
中には長期間放置してしまった影響により、症状が骨を破壊するほど浸食していることもあります。

 

ここまで悪化したケースだと、抗真菌薬の全身投をする必要があり、
その上で、鼻の外を切開して病変を除去する手術となります。

 

最悪の事態を招く前に、鼻水の色が変わったり悪臭がするといった違和感があれば、
すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

結果的に副鼻腔真菌症の早期発見に繋がります。

 

本来、人間は息を吸う時に少なからずカビを始め、
様々な細菌や胞子を吸いこんでしまっています。

 

その数、1日平均8,000個ほどと言われています。

 

日常生活でカビを吸ってしまう事は避けられない事なのですが、
通常は鼻の粘膜の洗浄機能により、侵入したカビは排除されます。

 

しかし、風邪や鼻炎により鼻の粘膜の機能が正常に機能しなかったり、
免疫力が低下している状態の時、副鼻腔に真菌(カビ)がとどまってしまうことがあるのです。

 

副鼻腔の中は温度、そして湿度も高いためカビの増殖に好条件の場所になってしまいます。

 

ここで増殖させてしまうことで、副鼻腔真菌症になってしまうのです。

 

レントゲンでの発見は難しく、CTや人間ドッグで偶然見つかる人も多い為、
気になるようであれば設備の整った病院の専門医に診てもらいましょう。